スタッフインタビュー詳細

ブランドへの想いとこだわりを形に

ショップ、プレス、企画部 部長・企画デザイナー・商品MD

松尾恵美奈さん

ひとりひとりが自発的に動ける環境作りと
スタッフを促すコミュニケーション

ショップ、プレス、企画の3部門の部長と、企画課のデザイナーを兼任しています。

それぞれの部署をまとめている課長と私との間でコミュニケーションをとり、できるだけ俯瞰でものを見て、各部署へのアドバイスするようにしています。部長の業務で心がけていることは、自分ですべて動かないこと。課長とスタッフを信頼して、報告を確認し、意見し、促すのが私の役目。ただ「相談」がある時は「提案」と一緒にもってきてほしいし、一人一人が主体的に考えて、動ける職場を作っていけたらと思っています。

Sea Room lynnのスタッフは本当に個性豊か。ひとりひとりのパーソナリティを理解した上でそれぞれにフィットする伝え方を意識するなど、型にはまったコミュニケーションを取らないことも大切です。

今の役職を3年担当してきましたが、小さな心がけの積み重ねで、それぞれが自発的に動いてくれるようになりました。

企画課では、主にデニムのデザインを担当していて、できるだけコットンにこだわり、日本人の体型にフィットするライン、今までデニムを履いてこなかった方でもトライしやすいデザインを意識しています。

服の作り手だからこその視点を
他部署でも上手に生かす

私がSea Room lynnに入社したのは2016年。それまではフリーランスで企画の仕事をしていたのですが、少し物足りなさを感じてしまって……。そんな時に友人を通じてSea Room lynnの存在を知り、企画課に応募したのが入社のきっかけです。代表の大和 梓は、柔らかい空気感に包まれた女性ですが、意志の強さと気合いは、誰にも負けない人。そんな彼女の魅力の虜になり、今の私がいるんです。

入社当時は、ショップスタッフと企画を兼任し、後にプレスと企画を担当することになりました。自分でデザインしたものをどう見せていくか、クイックに動くことができたし、外部の意見をキャッチして、すぐに次の企画に生かせる連動力が身についたように思います。

その経験は今でも生きていて、インスタグラムでPRする際はものづくりの視点から、どういう想いを込めて作ったかを伝えられるように意識しています。服を作っている側だからこそ、服への想いがつい溢れ出てしまい、アイテム説明がどうしても長文になってしまうんですけどね(笑)